誠実と和
伝統を守りながら新しい挑戦を絶え間なく続けていきます
大戦前後の動乱や、財政難による経営危機、政府の抜本的な予算組み換え。80年以上の歴史の中で、西村組は幾多の困難に直面してきました。会社の存続が危ぶまれる出来事も一度や二度ではありませんでした。
それでも今日を迎えられているのは、業界の常識にとらわれない挑戦を続けてきたからだと考えています。古くは、時代を先取りした大型の設備投資や、他地域からの労務者導入。最近で言えば、研究開発を事業につなげる取り組みや、SNSを活用した採用戦略、海洋工事に比べて実績がまだ少ない陸上工事への挑戦があげられます。
好不況の影響を受けにくいと言われる建設業界では、求められたことに応えるだけでも、設計書通りの工事をするだけでも、しばらくは生き残ることができるでしょう。私たちはそんなつまらない経営をするつもりはありません。そんなつまらない人生を送るつもりもありません。
安定した業界だからといってぬるま湯につかることなく、「誠実」と「和」の伝統を守りながら新しい挑戦を続け、求められた以上のことをやり、新しい実績を積み上げていきます。
そうすることで、従業員やその家族、設立当初から支えてくださった漁業関係者、発注元、協力会社。関わるすべての人の信頼を得ることができ、人生の豊かさを提供できる。ひいては、建設業界に新しい風を吹き込むことができると考えています。